日本蚕糸学会会員各位
平素より本学会の活動にご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。
さて、英文誌Journal of Insect Biotechnology and Sericology(JIBS)は、Volume 93 Number 1(February 2024)より
電子ジャーナルとしてオンラインで提供されています。これに伴いまして、掲載料の改定を行うとともに、別刷が廃止となりました。
これらの内容を反映して、投稿規程および原稿送状が改訂されましたのでお知らせいたします。
なお、掲載料改定の詳細は下記の通りです。
【従来】
刷り上がり1ページにつきモノクロページ 6,200円、カラーページ 16,200円
【改定後】定額制 (モノクロ・カラー共通)
仕上がり4ページまで30,000円、5~10ページ60,000円、
以降超過1ページにつき4,500円
本改訂に伴い、日本蚕糸学会のウェブページに改訂した投稿規程、ならびに原稿送状を掲載しております。
http://jsss.or.jp/modules/pico3/index.php?content_id=1
http://jsss.or.jp/modules/pico3/index.php?content_id=2
http://jsss.or.jp/modules/pico3/index.php?content_id=3
会員の皆様には、引き続き奮ってご投稿いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人 日本蚕糸学会
会 長 池田 素子
編集理事 青木 智佐
第92巻2号(2023年8月)
巻頭言:
遠ざかる風景〜The New Normalの出現と共に〜 東政明
特集:「昆虫科学の未来 −多様化する昆虫科学研究−」
昆虫科学研究のこれから 笠嶋(炭谷)めぐみ
カミキリムシをめぐる最新の研究とその応用について 辻井(藤原)直
カイコ受精期の核の観察とこれから 酒井弘貴・横山岳
ネットワーク解析によるシルクタンパク遺伝子の制御因子探索の試み 増岡裕大
カイコを資源とした健康食品の開発による地方創生と国民医療費削減への貢献 石黒慎一・ 斉藤大輔
組換えカイコを用いたリコンビナントタンパク質生産 山下隼
ショウジョウバエが紡ぐ昆虫科学の未来 齋藤都暁
学会だより
以下のURLからもご覧になれます。
http://jsss.or.jp/modules/pico3/index.php?content_id=8
令和5年度蚕糸学生交流講演会の実施報告
日本蚕糸学会会員各位
若手の会代表の名古屋大学の浜島です。
平素より「日本蚕糸学会 若手の会」にご協力いただきありがとうございます。
若手の会では2023年9月15日(金)に蚕糸学生交流講演会を開催しました。
多くの学生および若手研究者が発表したという記録を残すためにも、蚕糸学会会員の皆様に交流講演会の情報をお伝えさせていただきたく存じます。
令和 5 年度 日本蚕糸学会若手の会主催 「蚕糸学生交流講演会」
開催日時:2023年9月15日(金) 13時
開催方法:Zoomによるオンライン
参加者:37名(うち学生27名)
プログラム:
(1) 自己紹介 [配布]
(2) フラッシュトーク(5分研究紹介)
(3) テーマトーク
(4) ピッチコンテスト
(5) 懇親会 運営:
代表 浜島りな
企画メンバー 遠藤悠・笠原良太・國生龍平・庄司佳祐・日野真人・藤本正太
学生メンバー 漆原和輝・大津高志・柿野耕平・中西登志紀・廣田加奈子・室智大
プログラムの詳細は以下からダウンロードできます。
URL]]http://jsss.or.jp/modules/d3downloads/index.php?page=visit&cid=5&lid=219
ピッチコンテストでは、下記の2名の方が最優秀ピッチ賞を受賞されました。
おめでとうございます。
[修士学生部門] 平岩 玲奈さん (北海道大学修士2年)
[博士学生部門] 中西 登志紀さん (北海道大学博士3年)
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
若手の会では今後も様々な企画を提案していきたいと思いますので、
引き続きご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
日本蚕糸学会会員各位
すでに会誌にてお知らせしていますが、現在、令和6年度日本蚕糸学会賞の推薦を以下の通り受け付けています。
日本蚕糸学会賞の応募締切りは令和5年8月18日(金)となっています。
多くの会員の皆様からの推薦をお待ちしております。
なお、推薦要領に記載されている日本農学賞については、後日、改めて締切り日を周知いたします。
【推薦要領】
1)日本蚕糸学会賞の受賞者および日本農学賞の受賞候補者は発表さ
れた論文、著書または発見、発明の事実にもとづき、これを選考する。
会員はそれぞれの賞に対して1名ずつを推薦することができる。
これまで受賞した研究業績は避ける。
2)受賞対象者は、正会員のほか、海外、学生、永年会員等を含むものとする。
3)推薦者は個人とし、支部、団体等からの推薦の形はとらない。
4)受賞者の決定は推薦人の多少に左右されない。
5)日本蚕糸学会賞および日本農学賞の双方に推薦しても差支えない。
6)推薦書は別紙様式によりマイクロソフトワードで作成し、印刷・押印
した推薦書と電子ファイルを記録したCD を併せて送付する。
なお、CD に代わり、電子メールでファイルを送付してもよい。
7)あて先は、
〒305-8634 茨城県つくば市大わし1-2
農業・食品産業技術総合研究機構内
日本蚕糸学会事務局
電子メール: jsss@silk.or.jp
とする。
8)締切日 令和5年8月18日(金)
推薦要領および推薦書の様式を参照してください。
ご不明な点は学会事務局にお問い合わせください。
第92巻1号(2023年4月)
巻頭言:
休眠と継代効果 小林淳
特集:「クワ研究の最前線とその展開方向」
特集「クワ研究の最前線とその展開方向」に当たって 町井博明
クワ属植物における全ゲノム配列とゲノム情報を利用した解析の現状 松村英生
クワ変異系統の形質の遺伝性と珍しい形態 山ノ内宏昭
特異な分子構造のリグニンをつくる「赤材桑」の鮮麗な赤い木材 梶田真也・池田努
国内のクワ育種の歴史を振り返り、今後の発展方向を考える 小山朗夫
学会だより
以下のURLからもご覧になれます。
http://jsss.or.jp/modules/pico3/index.php?content_id=8
第91巻3号(2022年12月)
巻頭言:
私の辿った組織再編と昆虫機能利用研究 朝岡潔
特集:「昆虫科学の人為操作〜ミクロからマクロまで〜」
カイコ遺伝子組換えによる繭の操作 小谷英治
不易流行のセミオケミカルによる昆虫行動制御 秋野順治
ポリネーターを保全・活用するための行動制御 前田太郎
外部環境要因によるシロアリの行動とその制御の可能性 大村和香子
昆虫の卵巣成熟の制御機構 高木圭子
マニュアル紹介:
カイコ大造系統(p50)の通年供給に備えた越年卵管理マニュアル 山本和典・藤井告・西川和弘・田村圭・福森寿善・伴野豊
報文:
SilkBaseのアップデート ─タンパク質立体構造情報の配備─ 川本宗孝・勝間進
学会だより
以下のURLからもご覧になれます。
http://jsss.or.jp/modules/pico3/index.php?content_id=3
第91巻2号(2022年8月)
巻頭言 時間軸とアイデンティティーの視点を 伴野豊
特集:「カイコ突然変異体の原因遺伝子の単離とその利用について考える」
特集:「カイコ突然変異体の原因遺伝子の単離とその利用について考える」にあたって 伊藤克彦
ゲノム情報と次世代シーケンスによるカイコ変異体研究の進展 藤井告
カイコの眠性決定機構 大門高明
カイコ突然変異体を利用して昆虫の色を理解する 富原健太・木内隆史
昆虫の変異体から読み解く オモクローム色素による着色機構とその応用 二橋美瑞子
カイコ濃核病ウイルス抵抗性遺伝子群の単離とその利用 伊藤克彦
報文
FFA (Fine Fiber Assembly) 法による製糸原料繭における繭糸分離細繊維の発生予測 栗岡聡・池嶋智美
学会だより
以下のURLからもご覧になれます。
http://jsss.or.jp/modules/pico3/index.php?content_id=3
近年、カイコを使った新産業に参入される事業者が増えています。日本蚕糸学会では、そのような企業等の方と大学等の研究者との交流を通じてカイコの活用を促進することを目的として、従来の団体会員に加えて、新たに「団体会員A」という制度を導入しました。概要は以下の通りです。
【団体会員A】
・団体会員の年会費12,000円に加えて、年間13,000円をお支払いいただきます。(合計で年間25,000ということになります。)
・団体会員Aに所属する方1名は学術講演会で講演ができます。(その方が個人で会員になる必要がありません。)
・団体会員Aに所属する方1名は学術講演会の参加費が無料です。(ただし、懇親会に参加される場合は、懇親会費が必要です。)
・「蚕糸・昆虫バイオテック」1年間3号分について、モノクロ半ページの広告を無料で掲載できます。(差額をお支払いいただければモノクロ1ページやカラーの広告掲載もできます。)
モノクロ半ページ3号分の広告掲載料は18,000円ですので、団体会員Aの追加料金をお支払いいただければ広告掲載料だけでも割安ですし、その上で、学術講演会への参加にもメリットがある制度となっています。
カイコを使った新事業を計画・推進しておられる企業等の方におかれましては、大学等の研究者と交流を持つことの意義も含めて、新設した団体会員Aの制度の活用をご検討いただければ幸いです。
また、会員の皆様におかれましては、そのような企業等の方に積極的にお勧めいただきたいと存じます。
ご不明な点がありましたら、学会事務局までお尋ねください。
日本学術会議第一部(人文・社会科学系)では、年に数回ニューズレターが作成され、日本学術会議ホームページに掲載されています。
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/1bu/index.html
なお,右メインメニュー内のリンク先リストにも「日本学術会議 第一部ニューズレター」を追加しました。
政府インターネットテレビにおいて,「皇后陛下のご養蚕」がご紹介されています。リンク先は以下です。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9310.html
是非ご覧下さい。
(以下HPからの引用)
皇后陛下は,昭憲皇太后が明治4年にお始めになったご養蚕を香淳皇后からお引き継ぎになりました。皇后陛下は,毎年,春から初夏にかけ,ご公務の合間や休日に,しばしば,皇居内の紅葉山御養蚕所や桑園にお出ましになり,養蚕の様々な作業に携わっておられます。これらの作業のご様子やお育ての蚕の一品種「小石丸」の生糸が正倉院宝物の古代裂の復元に役立てられていることなどを映像で紹介します。